照沼ファリーザという芸術家

照沼ファリーザという芸術家(写真家)が興味深い。

照沼ファリーザのワンダーランド

メンズサイゾー:照沼ファリーザコラム


知っている人は知っていると思うが彼女は大沢佑香という名前でAV女優をしている。
(※現在は名前を変え晶エリーという女優名で活躍中)
ちなみに彼女の女優名はたびたび男子学生の話題にのぼる。
皆一度はお世話になったことがあるのだろうな(笑)
(彼女の作品はハードすぎるがゆえにおれはそんなに好きではない)


 彼女は作品を作る際、自分自身をモデルとしている。3脚を使って撮るのだそうだ。写真に写る彼女の表情から、なんとなくわかるのは、 モデル(自分自身)を「人形」のように扱っていること。時にフランス人形のようにかわいがり、時にフィギュアのようにして遊んでいるように見える。



彼女は自分自身の外見を、美しいと感じている。
それはメンズサイゾーで連載される、彼女のコラムから、読み取ることができる。

SMAPのうたで世界に1つだけの花っていうのがあってね。
人間は、1人1人特別なのに、お花は比べたりしないのに、どうしてNo.1とか比べたりするのか。
というような歌詞だったと思うんだけどね。
あれの歌詞を聞いてて乙女的にはちょっとちがうなと想ったんだけど、、


お花でも誰にも見られずに枯れたら悲しいし、花びらが自分は虫に食べられてて、他の花は食べられてなかったら悲しいかもしれないもん。
No.1に意味なんか無くてもね、オンリーワンなんてみんなマストで付いて来るんだから、
+αでナンバーワンなんて、なんかさらに特別ぽくて華やかで、、憧れるのはあたりまえのロマンだもん。


オンリーワンだからどんな花も素敵なんて、なんか閉鎖的で、ビンボーくさい考え方だなと、思ったんです.


結局ね、特別かどうかというのは自身の問題で、他者からみての特別なオンリーワンになるには、結局ナンバーワンになるしかないし。


乙女的には、
『君だけの可愛さがあるよね☆』
と言われるよりも、
『君は世界で一番かわいいね☆』
と言われた方がロマンチックでお好みなので、テンションがあがります。ということです。


自分の自信がいちばんとは思うけども、
ここぞ☆のお方にナンバーワン☆と思ってもらえる様に、
乙女を磨いて自信をつけたいなっとおもったしだいです☆

鏡よ鏡よカガミさん、この世で一番美しいのは、だあ〜れ?より



 彼女は、豚の皮や吐瀉物、虫と共に写してなお美しい自分を、肯定するのだ。また誰にも真似できないその行為を行ってしまう、自らの精神性すらも、美しく感じているように見える。 だからこそ彼女の作品からは、肯定感があふれ出ている。
 彼女の写真は、突き抜けて美しいのだ。



多くの人が知らない世界を生きる彼女の一言ひとことは、時に説教だ。
彼女は自らの職業を、立場を、美しさを、誰よりも肯定している。
自分を肯定できない人への気づきをもたらす。

『幸せになってね』とか
『一緒に幸せになろう☆』


なんて言葉を繰り出す人に対して、あたしは、イラッ、、とします◎


幸せというのを、なにか夢のように、あの世の事のように語る人のセンスが解らないし
(あたしは真面目に意味を考え過ぎなのやもしれんけど、、)
しわわせって、嬉しいとか、焦るとか、切ないとか忙しいとかそういう
感情てきな概念ではないの??
自分が、ああ、しあわせぇ☆とおもえる事を、幸せというんではないのかな。


(中略)


だから、『だいすきです〜ツラツラ〜いつか幸せになってほしいです。』
というようなメールをファンの方とかから頂いた時には、
単純に好意を、嬉しいとおもえばいいのかもしれないが、
今を生きている私に対して今が幸せじゃないだなんて。
随分と、失礼な奴だな.
このお方は、私のこと可哀想だと思っていたいのかな。
と怪訝におもうのであります。

幸せの木漏れ日 より




話す彼女も美しいですね。

照沼ファリーザのワンダーランド 食欲と性欲

照沼ファリーザのワンダーランド 食欲と性欲

食とエロス (トーキングヘッズ叢書 第 48)

食とエロス (トーキングヘッズ叢書 第 48)

私の奴隷になりなさい (角川文庫)

私の奴隷になりなさい (角川文庫)